教育費無償化って
どんな制度?
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授業料・入学金の免除/減額
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給付型奨学金の支給
正しくは【高等教育の修学支援新制度】と言います。この制度は、
- 1.授業料・入学金の免除または減額
- 2.給付型奨学金の支給
この2つの支援を合わせて受けることで安心して学ぶことができる制度です。
どのくらい支援して
もらえる?
(支援の金額)
高等教育の就学支援制度は、ご家庭の年収条件を満たしている必要があります。
- ①年収約270万円未満
- ②年収約270万円未満
~約300万円未満 - ③年収約300万円未満
~約380万円未満 - ④年収約380万円未満
~約600万円未満 - ⑤所得制限なし(多子世帯)
※多子世帯…子ども3人以上いる
世帯のこと
2025年以降、3人以上の子供を扶養する多子世帯は、所得制限なしで
大学授業料の無償化支援(全額支援)の対象となります。
支援と合わせて
受けられる奨学金
新制度の支援を受けた場合でも、そうでない場合でも、日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金を合わせて利用することができます。ただし、この場合、無利子奨学金(第一種奨学金)の貸与月額には上限がありますのでご注意ください。
(有利子奨学金(第二種奨学金)は、利用月額に制限はありません)
日本学生支援機構 進学資金シミュレーター
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin-simulator.html手続きの方法と
スケジュールは?
進学する前から申請することができます。
来年4月、大学などに進学予定の方
(高校3年生や高校卒業後2年を経過していない方)
01調べる
02申し込む
4月下旬~
自分が対象かもと思ったら高校などから書類関係をもらって、学校の先生などと相談しながら、インターネットでJASSOに申し込みます。
03受け取る
秋ごろ~
選考結果の通知がJASSOから高校などを通じて生徒本人に通知されます。
(予約採用の採用候補者決定通知)
04届け出る
入学時
採用候補者決定通知を進学先の大学等へ提示し、JASSOへの進学届の届出をします。
また、併せて、授業料等減免の申請を大学等へ行います。
05支援の開始
来年4月
給付型奨学金は4月又は5月から、毎月、本人の口座に振り込まれます。(4月分から支援されます。)
授業料や入学金の減額または免除は、大学等によって異なるので、大学等の窓口に聞いてみましょう。
支援にあたって
大切なこと
進学後、支援を受け続けるには、学校でしっかりと授業へ出席し、勉学に励むことが求められます。
成績が悪かったり、授業にあまり出席しなかった場合には、支援を打ち切られたり、場合によっては返還などが必要になることもあります。
もっと詳しく
知りたいときは
高等教育の修学支援新制度
文部科学省
高等教育の修学支援新制度ホームページ
奨学金制度について
日本学生支援機構 シミュレーター
https://shogakukin-simulator.jasso.go.jp/奨学金ホームページ
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/奨学金相談センター
- 電話:0570-666-301 (ナビダイヤル)
- 海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話からは
03-6743-6100 - 月曜~金曜:9時00分~20時00分
- (土日祝・年末年始を除く)